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[Vol.3]
◆ポリウレタン衣類の劣化
私達のまわりには化学繊維を使用した衣類がたくさんあります。中でもポリウレタンは、その伸縮性を生かして下着類、パンティストッキング、靴下、水着などから、Tシャツ類、ゴルフスラックス、さらにはジャケットなどにも用いられています。
 けれども意外に知られていないのは劣化しやすいという性質。家庭でのお手入れはもちろん、クリーニングでも注意が必要なのです。
●ポリウレタンの劣化って?
 劣化には、伸縮性を活かしたストレッチ衣類では、生地表面からの吹き出しや弾力の低下、ポリウレタンコーティング製品ではコーティング部分の剥離やべとつきなどがあります。
 これは、ポリウレタンがもともと持つ特性のためにおこるもので避けられません。また、*ポリウレタン繊維そのものが生産された時点から劣化が進行しており、ドライクリーニング溶剤や洗濯機の物理的作用などで表面化するため、クリーニング前に劣化の程度を予測するのは不可能です。
*自然に劣化していくのは、[1]加水分解(水または湿気の多い空気によって分解する性質)[2]光劣化(紫外線による劣化)などのためです。
★ポリウレタン製品の取扱い
[1] 雨などでぬれた時は乾いたタオルで水を拭き取る。
[2] 使った後は、日陰干しして乾燥させる。
[3] 湿ったまま密封して放置しない。
   ビニール袋に入れて保管しない。
[4] 高温多湿や、直射日光の当たる所に長時間放置しない。
[5] 石油ストーブに近付けない。
[6] コーティング面に直接アイロンをかけない。
[7] スチームアイロンや浮かしアイロンはかけない。
[8] 保管は陰干しで乾燥の後、光の当たらない湿気の少ない所へ。
[9] 年数回は風通しの良い所で陰干しを。
まとめ
ポリウレタン製品はクリーニングでも劣化するものです。通常のクリーニング方法で製品が劣化する場合は、素材の持つ問題のためなのです。
ちょっと面倒ですが日頃から、大切な衣類の劣化を防ぐためにも素材に合わせたお手入れをして上手に付き合いましょう。
衣類購入の時点で既にポリウレタンの劣化が進行している場合があるので
衣類の製造年月日をよく確認して購入することも大切です。

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